ネット回線の速度の表示って、なんかズルイですよね。。。


ネット回線の速度の表示って最大で出る速度の理論値なんです。


それを知っている人は、実際の速度がどの程度なのか分かっていると思うし

それを知らない人は、おそらく速度の表示の意味が良く分かってないと思います。



mbpsとは

・mbは「メガバイト
・pは「パー(割り算の意味)」
・sは「秒」

なので、「秒間の転送速度」になります。

例えば
上り : 50mbps
下り : 100mbps
なら、

1GB(ギガバイト)をアップロード(上り)する場合、
20秒

1GB(ギガバイト)をダウンロード(下り)する場合、
10秒

という意味になります。


実際の速度って

実際に出る速度は、環境にもよりますが、その「5〜10分の1」程度になると考えていた方が良いと思います。

環境によって、1〜2割程度変動するとかなら分かるんですが、半分以下の速度の方が普通っていうのはなんかズルイ気がしますね。。。




情報量(バイト数)の表示について

ファイルサイズなどの情報量はバイト数で表示されます。

 1000B(バイト) = 1KB(キロバイト

 1000KB(キロバイト) = 1MB(メガバイト

 1000MB(メガバイト) = 1GB(ギガバイト

という意味になっています。





そういえば完全に余談ですが・・・

まぁ、割合一般的な単位なので、知っている人も多いかもしれませんが、

某栄養ドリンクの

タウリン 1000mg

っていうのも、重量の単位を利用して、多そうに見せている手法なんですよね。

1000mg(ミリグラム) = 1g(グラム)

でも、そもそも「タウリン」ってなんなのか、

それが1gというのは多いのか少ないのか

良く分からないんですよね。。。




他にも、単位について世の中には色々なものがありますが、

これだけ知っていると色んな情報の意味が分かるようになります。

n = ナノ : 1000000000分の1
μ =  : 1000000分の1
m = ミリ : 1000分の1
基準となる単位には何も付けない(g = グラム、m = メートル、l = リットルなど)
K = キロ : 1000倍
M = メガ : 1000000倍
G = ギガ : 1000000000倍
T = テラ : 1000000000000倍

※上から順に1000倍になっていきます(※「0」が3個ずつ増えていきます)。

キロ以上を大文字で書きましたが、小文字で書く場合もあります。



こうやって書いてみると、最近はパソコンのハードディスクが1TB以上が普通になってきていますが、

TB(テラバイト)ってすごいですね。。。